ト書き

冴え!

【67】お互いにとぼけてはいても、タマシイはしっかりしていた…(ト書き)

©️水木プロダクション  油断のならない世の中。  悪い人やズルい人が、いかにもそれらしい顔をしてくれればいいが、そういう人ほど善人面をしていることが多いので困る。  神社で丸顔の少年スリが、『金のありそう...
冴え!

【48】武蔵は人がなんと言おうと平気だ、という人間でもなかった(ト書き)

©️水木プロダクション 「新講談 宮本武蔵」の最終話は、熊本の細川家に客分として招かれた後の武蔵を描いている。  そもそもなぜ、武蔵は大名の招きに応じたのか。前話の「コブ」のラストでこう書かれる。 『武蔵は...
冴え!

【47】お通の白いももに思いをはせて、心にスキが生じたのである(ト書き)

©️水木プロダクション  さて、【1】と【16】で取り上げた「新講談 宮本武蔵」は4話からなり、その第3話「人吉の一席」は、武蔵が思いを寄せるお通から、『人吉の旅籠でぜひお会いしたい』という手紙を受け取るところからはじ...
冴え!

【28】氏にとって『尊皇攘夷』はかけがえのないプレイだった(ト書き)

©️水木プロダクション  【6】でも触れた近藤勇の一代記『星をつかみそこねる男』は、まさに「冴えてる一言」の宝庫である。とても1回では紹介しきれないので、しばらくお付き合いいただこう。  冒頭の一言は、新撰組結成...
タイトルとURLをコピーしました