2020-08

©️水木プロダクション さて、水木しげるの慧眼の中でも、その迫力において特に有名（『水木しげる漫画大全集』64の帯にも採用されている）かつ意義深いセリフの登場です。 　テーマは「錬金術」。ボロ長屋の一室で、ちょ...

©️水木プロダクション 　自由で安全で豊かな日本。しかし、イジメやリストラ、虐待や格差社会など、ストレスのタネも尽きない。そんな現実の中で、我々の心臓は、正常に鼓動していると言えるだろうか。 『不思議シリーズ』に...

©️水木プロダクション 　水木しげる版『東海道四谷怪談』では、お岩と結婚する田宮伊右衛門が、赤穂浪士のひとりとして描かれる（鶴屋南北も同作を『仮名手本忠臣蔵』の外伝として描いている）。 　主君の仇を討たんと、血気...

©️水木プロダクション 　我慢はつらい。 　しかし、日本人は戦時中、「欲しがりません勝つまでは」をスローガンにしていたように、我慢が好きな人が多い。 　私は子どものころから我慢が嫌いだった。できるだけ楽をし...

©️水木プロダクション 　最近はママゴト遊びもめったに見られないが、かつては地面にゴザを敷いて座敷に見立て、泥団子や草を食事に模して、大人になりきるごっこ遊びがあった。 　近藤勇を主人公にした「星をつかみそこねる...

©️水木プロダクション 　主客転倒。 　知らぬ間に起こっていると、怖いことである。支配しているつもりが、実は支配されているのだから。 　戦乱の世が続き、人間がロクに食べられない時代、猫たちが生き抜くのは並大...

©️水木プロダクション 　新型コロナウイルスが蔓延し、緊急事態宣言が広まって経済が混乱したとき、文化の存続を訴える声があちこちから聞こえた。劇場や美術館や書店など、文化が稼ぐ舞台が閉鎖されて、収入が激減したからだ。文化...