2021-02

冴え!

【48】武蔵は人がなんと言おうと平気だ、という人間でもなかった(ト書き)

©️水木プロダクション 「新講談 宮本武蔵」の最終話は、熊本の細川家に客分として招かれた後の武蔵を描いている。  そもそもなぜ、武蔵は大名の招きに応じたのか。前話の「コブ」のラストでこう書かれる。 『武蔵は...
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【47】お通の白いももに思いをはせて、心にスキが生じたのである(ト書き)

©️水木プロダクション  さて、【1】と【16】で取り上げた「新講談 宮本武蔵」は4話からなり、その第3話「人吉の一席」は、武蔵が思いを寄せるお通から、『人吉の旅籠でぜひお会いしたい』という手紙を受け取るところからはじ...
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【46】あんなものを子供に読ますから、あとになって世の中がわからなくなって苦労するんだ(方丈の庵に住む小坊主)

©️水木プロダクション 「神変方丈記」という作品は、ねずみ男の命を受けたメガネ出っ歯の忍者『タコ丸』が、方丈の庵に住んでいる丸顔の『小坊主』を亡き者にするため、『家のついた車』をプレゼントするところからはじまる。 ...
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【45】大臣と大将だけしか集まりません(牛五郎)

©️水木プロダクション  有事の折、国の指導者が動員をかけたとき、大臣と将軍しか集まらない軍隊では勝ち目はない。そんなことにならないよう、国の指導者はふだんから兵隊たちを大事にし、不平不満が溜まらないようにしておかなけ...
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